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【HSK対策】リスニング力UPのための具体的な9ステップ

gymnese

① 基礎を固める

ここで言う基礎とは、

① 発音(ピンイン+四声)
② 語彙力
③ 基礎文法

これらの基礎ができていないと、聞き取りが非常に難しくなります。

② 教材選定

次に、リスニング力を高めるための「教材選び」です。

今回の目的はHSK合格なので、HSKの過去問(リスニングパート)を使います。
自分のレベルに合わせて教材を選びましょう。

必ず、音声とスクリプトがあるものを選んでください。

オススメの教材

・公式のHSK過去問(音声付き)
・HSKリスニング問題集(音声付き)

さて、次の項目からいよいよ実践練習です!

③ まずは一度通して問題を解いてみる

まずは、自分の現在のレベルを確認する意味でも、本番と同じように音声を止めずに通して問題を解いてみましょう。(第一部分、第二部分などで分けてもOKです)

全て解き終わったら、答え合わせをする前「全体的に何%意味が理解できたか?」を確認してください。結果次第で、教材のレベルを変更したほうがいいかもしれません。

・0〜50% → レベルを下げた方がいいかもしれません
・50〜80% → ちょうどいいレベル
・80〜100% → レベルを上げた方がいいかもしれません

その後、答え合わせをしますが、ちょうどいいレベルの正答率は60〜80%程度だと考えていいでしょう。(10問中6〜8問正解)

HSKの過去問はレベル調整がしやすいのがメリットですね。

④ ディクテーションをしてみる

「ディクテーション」というのは、耳で聞いた音声を「書き起こす」という作業です。
スクリプトを見ずに音声を一文ずつ停止しながら、聞こえた音声を書き取ってみましょう。
いわゆる「精聴」です。

聞き取れなかった部分はスクリプトを見て確認します。

一言一句聞き取れているか、どの単語が聞き取れなかったのかを確認しましょう。

聞き取れなかったものに関しては、放置せず印を付けるか、メモをとるかして、次に聞いたときに瞬間的に思い出せるようにしておきましょう。

⑤ 意味を理解する

ディクテーションで聞き取れなかった部分を含め、スクリプトを見ながら、分からない単語やフレーズの意味を調べて理解しましょう。文脈を把握しながら、全体の内容をしっかりと理解します。

「なぜその答えになるのか」を明確にしましょう。

⑥ 発音の確認

次に、スクリプトを見て、読み方が分からない、あるいは自信がない漢字がないかチェックします。

一番、分かりやすい方法は、印刷したスクリプトの漢字の上にピンインと四声を一つ一つ振る方法です。(iPadがあれば、PDFにしてノートアプリで同様の作業をするのもオススメです)

非常に根気のいる作業ですが、確実に発音を覚えられる近道でもあります。

分からないものは辞書で調べて、実際に正しい発音を声に出しながら、覚えていくとよいでしょう。ディクテーションと同じく、覚えていないものは印を付けるかメモをとるかしましょう。

⑦ 音読の練習

内容の意味理解と、発音の確認が終わったら、実際に自分でスムーズに音読できるか確認します。リスニング音声と同じ速度で音読できればOKです。(例えば、1分の音声だったら1分以内で音読できたらOK)

もし可能であれば、先生に確認してもらえると尚良いですね。

自分で発音できない単語、スムーズに発音できない文章は聞き取ることもできません。

そのために、スムーズに音読できるようになるまで何十回でも練習してください。

音声のモノマネをする感覚で音読するのも非常に良いですね。

⑧ 再度問題を解く

③で一度解いた問題を再度解いてみましょう。

④⑤⑥⑦をやった後だと、限りなく100%理解できるはずです。
最初に解いた時と比べて理解度がどれだけ向上したかを確認します。

理想は、音声を聞いたときに「頭の中で字幕が流れる」ところまでいけると完璧です。

⑨ 繰り返し聞いて、シャドーイングする

人間は何事も一度行っただけでは身につきません。

リスニングも同じで、同じ音声を何度も繰り返して聞くことが大事です。
できるだけ聞き流すのではなく、音に意識して内容を理解できていることを確認しながら繰り返して聞くようにしましょう。

ここまででも問題ありませんが、ここまでのリスニング練習をスピーキングに活かすには「シャドーイング」が有効です。

音声に合わせてシャドーイングを行い、リズムやイントネーションを体得しましょう。

実際に口を動かし、発音をすることで、リスニング力もスピーキング力(発音含む)の向上が期待できます。

今回もお疲れ様でした!

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