総合的なテキストとは?
まず前提として、「総合的なテキスト」とは何か?
きっと皆さんも中学高校でも使ったことのある英語のテキストのように、まず本文があって、次に新出単語、そして文法解説、最後に練習問題やアクティビティがあるようなテキストのことを指します。
よくある「総合的なテキストの構成」
第○課
・本文(会話or長文)
・新出単語(例文)
・文法解説(例文)
・練習問題
(穴埋め問題、リスニング、作文など)
独学でも役立つテキストなのか?
一般的には、このような総合的なテキストは、学校や語学スクールの授業で取り扱うタイプのテキストと言えますが、実際には独学にも役立つテキストです。
ただし、本文の音読や、新出単語や文法を使った作文の添削は、語学講師によるチェックがほしいところです。(自分だけでは、なかなか間違いに気がつけません)
中国語学習コミュニティ「Gymnese」では、その部分をしっかりサポートします!
総合的なテキストを使った学習手順(7ステップ)
下記の7ステップで学習を進めることをオススメします。
テキストだけでなく、iPad(goodnote5などのノートアプリ)や紙のノートを使うことをオススメします!
- 本文のタイトルと内容をざっと確認し、大まかなテーマを把握する。
- 初めて見る単語や、読み方が分からない単語をチェックする
(※新出単語のリストも確認し、必要に応じて辞書も使う)
- 本文を見ながら音声を3回以上聞き、内容のイメージをつかむ。
- 文法解説パートを見て、本文でどのように使われているか確認する。
(※この段階では、単語や文法はざっくり見るだけ)
- 自分が重要だと思う部分をノートにメモしておく。
【目標】本文の概要を理解し、基本的な単語・文法を理解する
- 本文中の全ての漢字にピンインと四声をふる。
(読めない漢字、自信がない漢字だけでもOK)
- 音声を2,3回聞いて発音やリズムを確認する。
- 実際に発音してみる。(反復練習)
(最初はゆっくりでOK)
- スムーズに音読できるようになったら録音する。
(自分の発音とテキストの音声を聞き比べる)
- 棒読みではなく、意味を意識して、気持ちを込めて音読する。
【目標】音読を通して発音、リズム、流暢さを向上させる
- 新出単語の意味と発音をチェックし、例文で使い方を理解する。
(※音声があれば、実際の発音もチェック)
- 新出単語を使って短文作文してみる。(各2〜3個)
(※過去に学んだ単語や文法を使って)
- 作った短文を音読する。
(※自分で作った文章を発音できるか確認)
【目標】単語の意味と発音を記憶して、実際に使えるようにする
- ピックアップされた文法の役割を知り、例文で使い方を理解する。
- その文法を使って短文作文してみる。(各2〜3個)
(※過去に学んだ単語や文法を使って)
- 作った短文を音読する。
(※自分で作った文章を発音できるか確認)
【目標】文法の使い方を理解して、実際に使えるようにする
- テキストの練習問題を解いて、発音や単語、文法の理解度を確認
(分からないところはメモしておく)
- ワークブックがあれば、ここで一緒に解いてみる。
- 自己採点して、間違えた問題の原因を調べる
(調べても分からないところはメモ)
【目標】知識の定着度を確認する
- 本文のテーマに基づいて150〜300文字程度の自由作文を作成する。
(例:旅行の体験、好きな食べ物)
- 作成した作文をAIに添削してもらう。
(コミュニティに投稿したり、講師に添削をお願いする)
- 作成した作文を音読する。
(※自分で作った文章を発音できるか確認)
【目標】文法・単語の正確性を高め、文章構成力を鍛える
- 改めて本文を音読してみる
(気持ちを込めてスムーズに読めるか確認)
- 本文の音声を聞いて、全て聞き取れるかチェック
- 単語や文法を全て理解できているか確認する
(※「人に説明できるかどうか」が理解の基準)
- 練習問題や作文で間違えた部分を再チェック
- 学習を終えたことをコミュニティにシェアする
【目標】学習内容を自分の言葉で話せるようにする
オンラインレッスンも利用する
オンラインレッスンでは、やるべきことは「学んだことの実践」と「応用練習」、「分からないことを質問」、「間違いの改善」です。
レッスン受講前に準備しておくこと
- 分からないことがあれば事前にメモしておく
- 音読や作文の添削
- 本文のテーマに沿った講師への質問を用意しておく
学んだことを記録&シェアする